ウレタン防水は防水工事の中で最も多く使用されている防水工法です。
液状なので段差や凹凸の多い複雑な場所にも密着塗布が可能で、また継ぎ目がなくシームレスで綺麗な防水層に仕上がります。改修時に建物の傷み具合や、利用方法に最適な防水層を提供でき、新築工事、改修工事ともに需要が多いですが、主にビル、マンションなど防水に使われています。

シート防水は、防水機能のあるシートを貼り付ける工法です。シートを下地の上から張り付ける工法なので、下地材を選びません。
ひび割れたり亀裂があったりする屋上でも、そのまま防水工事ができるケースが多いです。また、面積の広い場所でも比較的短い工期で施工できるため、大規模なビルやマンションへの屋上にも向いていています。ただし、段差や障害物のある屋上では施工が難しいです。

FRP防水は、強化プラスチックとポリエステル製樹脂を混ぜ合わせた防水材を塗り重ねて、防水層を形成する工法です。
軽量で強度が高く、耐衝撃性に優れているため、屋上駐車場の地面などへの施工にも使用されます。また、紫外線にも強く劣化しづらいため、日の当たりやすい屋上やベランダ、駐車場などの防水に適しています。

アスファルト防水は、加工したアスファルトを主材とする防水工法です。
高い防水性能と、耐久性が魅力で、特に学校やマンション・公営住宅などの屋上や屋根などに使用されることが多いです。また、適用範囲が広く、新築や改修の双方での需要があります。施工方法には常温工法、トーチ工法、熱工法と主に3つの種類がありますが、建物の状況やお客様のニーズによって、最適な工法をご提案させていただきます。