高齢者が家の中で転倒・転落する原因として、階段の段差でつまずく、滑るといったシチュエーションが多く見られます。そのまま寝たきりになってしまう…といったリスクを避けるためにも、高齢者の方がお住まいの家には事故が起きてしまう前に手すりを取り付けておくことをオススメします。
手すりがあると便利な場所はお住まいによって様々ですが、特に座ったり立ったりするのに力が必要なトイレ、滑りやすい浴室、段差の多い玄関への取り付けがオススメです。

L字型の手すりは、直線的な手すりに比べて、L字の形状により手すりを握る手が手すりから外れにくく、手すりから滑り落ちる可能性が減りますのでご高齢の方が使用する際も安心です。また、L型型の手すりは、壁との接触面積が多いため、強度が高く、しっかりと固定されるのでぐっと体重をかけても安定感抜群です！

ご家庭内の様々な場所で活躍するL字型の手すりですが、例として浴室ではどのように使用されているのかをご紹介します。
ご高齢の方や立ち上がるのに力が必要な方が湯舟から立ち上がる際、まずは横型の手すりに体重をかけて立ち上がります。立ち上がったあと、縦型の手すりに持ち換えることで体勢を安定させることができるというわけです。
これはトイレの立ち座りや、玄関で靴を履いた後に立ち上がる際も同様で、横型手すり・縦型手すりの良いところをそれぞれ融合させたL字型の手すりは、家中の様々な場所で活躍してくれ、大変オススメです！