神奈川県厚木市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨樋、瓦屋根補修なら亜久里工業

雨樋は屋根からの雨水を下に排水する大切な設備。雨樋がないと建物が汚れてしまったり、劣化を早めてしまったりします。

 

雨樋というと屋根側面に付いているものや外壁に付いているものすべてがそうですよね。

 

ですが、実のところ雨樋は複数の部材を接合して構成されており、その部材一つ一つに名前があります。

 

雨樋の部材名を知っておくと修理する時に便利なので、ぜひここでご紹介することをお役立てください！

 

 

雨樋の部材数はたくさんあり、大きなものから小さなものまであります。部材はどれ一つとっても欠けてはいけません。

 

雨樋は以下の部材があります。

 

・軒樋

・縦樋

・集水器

・エルボ

・止まり

・継手

・曲がり

・角マス

・飾りマス

・寄せマス

・雨樋金具

 

それでは各部材をご説明していきます！

 

 

軒樋は軒先に取り付けられている横長に延びるお椀状の部材。屋根から流れてくる雨水を受け止め、集水器に流します。

 

 

縦樋は外壁や下屋根に設けられている縦に伸びる筒状の部材。集水器から流れる雨水を受け止め、雨水マスに流します。

 

 

軒樋から流れる雨水を縦樋に流す役割がある部材です。じょうごとも呼ばれており、軒樋と縦樋を接合します。

 

 

縦樋に角度をつける部材。エルボは90°105°、角度調整できる自在型などがあります。

 

 

軒樋の両端に取り付ける雨水を堰き止めるための部材。軒樋の両端はなにも塞がれていない状態なので、端で終わる軒樋には止まり部材を取り付けて雨水を堰き止めます。

 

 

軒樋と縦樋は一本4mほどの長さのものを何本も継いで取り付けてあります（1.8mもの、2.7m、3.6mものなどもあります）。長さを付き足す時に必要なのが継手です。継手には縦樋用と軒樋用があります。

 

 

軒樋に角度をつけるための部材です。屋根の角に取り付けられ、内側に曲がるものや外側に曲がるものがあります。

 

 

ベランダやバルコニーの排水口と接合して取り付けられる部材。ベランダやバルコニーがある外壁に取り付けられ、寄せマスを通して縦樋に雨水がおくられます。

 

 

角マスと同じようにベランダやバルコニーの排水口に接合して取り付けられる部材。飾りマスはベランダやバルコニー下の天井に取り付けてあります。

 

 

寄せマスは2つの方向からくる縦樋を一本にまとめる部材です。何本も縦樋を下ろす必要がなくなり、見た目をすっきりさせることができます。

 

 

固定部材は「軒樋用」と「縦樋用」があります。材質の種類は金属製と樹脂製の2種類。固定方法は先端が針のように鋭利になっていて打ち込んで固定する部材とビスで固定する部材の2種類があります。

 

雨樋の劣化症状についてはこちらの「雨樋の重要性　厚木市の外壁塗装・屋根塗装専門店の亜久里工業」をご覧ください。

 

 

雨樋が複数の部材で構成されているのがわかりましたか？こんなに細かく部材が分けられているのは、なんだかメンテナンスが大変そうと思うかもしれませんが、一つ一つ部材が分けられていることで得られるメリットがあります。

 

それは雨樋が壊れても部分修理ができるということです。

 

例えば縦樋が割れてしまったら、破損しているところを切断して、継手を使って新しい縦樋に交換するだけで修理できます。

 

雨樋を全部交換するには費用がかかりますが、部分修理なら全部交換するよりも費用の負担を減らせます。

 

ただし、注意することもありまして、それは部分交換ができるのは現行品の雨樋だけということです。

 

雨樋メーカーは定期的に商品の入れ替えをしているため、商品によっては廃盤になってしまうことがあります。10年ほどは部材を生産している傾向にありますが、それ以降は生産を停止して部材が調達できなくなってしまいます。

 

10年ほどが生産停止までの目安なので、年数が近くなりましたら部材がなくなる前に修理しておくことをおすすめします。

 

亜久里工業は雨樋工事も承っております。なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

雨樋工事についてはこちらの「雨どい工事（修理・交換）」をご覧ください。

 

 

雨樋の排水までのフローは、

 

「屋根からの雨水を受けて集水器におくる→集水器から縦樋に雨水をおくる→縦樋から雨水マスにおくる」

 

が基本的な流れです。

 

すべての名前を覚える必要はありませんが、上記の排水までのフローを見ていただくとおり、メインの部材は「軒樋」「縦樋」「集水器」の3つの部材です。

 

この3つの部材を覚えておくと雨樋修理をする時の打ち合わせで役立ちますので、ぜひこの3つだけでも覚えておきましょう！

 

当社は無料で建物診断も行っております。お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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