見積もり書の「付帯部」とは?塗装してもらった方がいい?

2022年3月26日更新

見積もり書に「付帯部」という記載がある事があります。

あまり聞かない用語ですよね。

「業者に任せておけば問題無いだろう」とわからないままにしておくと、後で後悔するかもしれません!

この記事では、塗装工事に重要な付帯部について詳しく解説します。

 

【そもそも付帯部ってどこ?】

見積もり書の「付帯部」とは?塗装してもらった方がいい? (2)

 

付帯部は、建物の屋根・外壁以外のパーツを総じていいます。

建物には屋根や外壁だけでなく、沢山の部材によって造られています。

 

具体的に付帯部とはどこかというと、雨樋、雨戸、破風板、鼻隠し、笠木、庇、水切り板金、軒天、シャッターボックス、玄関ドア、ポストなどがあります。

 

見積書に「付帯部塗装」という記載があったら、どこが塗装されるかわかりません。

工事が終わってから「ここも塗装してくれると思った」と、後悔してしまわないよう見積もりや打ち合わせの時点で「付帯部とは、具体的にどこを塗装するか」を確認しておきましょう。

中には見積書にどこを塗装するか最初から記載している業者もあります。

しかし、記載されていない場合もあるので、その際はしっかりと確認しておく事で、後からトラブルになるのを避けられます。

「知っておきたいお住まいの各部位の名前」については、こちらのページです。

 

【付帯部も一緒に塗装してもらった方がいい?】

見積もり書の「付帯部」とは?塗装してもらった方がいい? (3)

 

「今回は屋根と外壁だけ塗装してもらって、付帯部はまた今度で」とするとどうなるでしょうか。

屋根と外壁だけは綺麗になって、他の部分は傷みや汚れが残ったままです。

そうなれば傷んでいる所ばかりが悪目立ちして、お住まい全体が古びて見えてしまう事も。

銅製の雨樋など、強固な素材でできている部材は塗装をしても耐候性の向上はあまり見込めませんが、美観の面で塗装をご依頼される方は多いです。

 

また、大抵の付帯部は塗膜で守らています。

塗膜は年月が経って劣化すると防水性が低下したり、低汚染性が低下します。

劣化を放置し続けると部材自体に紫外線や雨風のダメージが行き届くようになり、寿命が縮まっていきます。

そうなれば部材が腐食したり、サビが広がったりします。

更に放置すると塗装では補修する事ができなくなり、交換などの工事が必要になる事も。

交換は塗装よりも費用がはるかに高額です。

建物の構造によっては、傷んだ部分だけを外して付ける、だけでなく後ろの部材も丸ごと交換しないといけないケースもあります。

 

更に、付帯部が劣化すると思わぬトラブルを招く場合もあります。

例えば軒天の劣化を放置し続けると、部材自体が剥がれたり穴が空き、そこに害獣が住み着いてしまう事があります。

幕板や破風板が劣化して隙間ができれば、その隙間から雨水が侵入してしまいます。

雨水が建物内部に侵入する事は、全て雨漏りといいます。

雨漏りは建物を内側から腐食させ、湿った木材を好むシロアリを呼び寄せてしまい、更にカビが生えれば人体にも悪影響を及ぼします。

お住まいやご家族の為にも、付帯部は定期的に塗装し、保護してあげる事をオススメします。

「雨漏りスピード補修」については、こちらのページです。

 

もう1つ、外壁塗装や屋根塗装の際に付帯部も塗装した方がいい重要な理由があります。

それは足場代が関係しています。

屋根塗装や外壁塗装のような高所での工事は足場が必要です。

足場の費用は、一般的な大きさのお宅で20~25万円ほどかかります。

屋根塗装、外壁塗装、付帯部塗装と、工事の度に足場を組み立てていては、大変な負担になってしまいます。

玄関ドアや塀などといった低い場所では足場の必要はありませんが、軒天や雨樋、破風板などの高所にある付帯部は足場が必要です。

その為、屋根や外壁、付帯部は傷んでいるところは可能な限り一緒に塗装する事で足場代を節約する事ができます。

「屋根工事と外壁工事はセットがお得!」は、こちらのページです。

 

【塗装するべき付帯部はどこ?】

見積もり書の「付帯部」とは?塗装してもらった方がいい? (1)

 

では、主にどのような付帯部の塗装を外壁塗装などと一緒にすべきか、その理由と一緒にご紹介します。

 

・雨樋

外壁だけ綺麗に塗装されても、長く取り付けられている雨樋が傷んでいると悪目立ちしてしまいます。

美観目的の他、塩ビ製など塗膜で保護されている雨樋は塗り替えをする事で耐候性を向上させ、雨樋を長持ちさせる事ができます。

 

・幕板、帯板

1階と2階の境目や、お住まいの縦に取り付けられている幕板(帯板)。

ひび割れや塗膜が剥離してしまうと、幕板が原因で雨漏りに発展する事があります。

美観の面でも外壁塗装をするのであれば幕板も一緒に塗装すると、外壁全体が美しくなります。

 

・軒天

軒天はジメジメして湿気がこもりやすく、カビや苔が繁殖しやすい場所です。

汚れが付いていたり、塗膜が剥離している場合は塗装をご検討ください。

なお、軒天にシミができている場合は雨漏りのサインの可能性が高いです。

その場合は、早めに調査をご依頼ください。

 

・破風板、鼻隠し

破風板や鼻隠しは、屋根の先端にあるので、特に劣化スピードが早い場所です。

劣化を放置し続けると雨漏りに発展する恐れがあるので、塗装で保護してあげましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

塗装工事は屋根・外壁に目が行きがちですが、付帯部もお住まいの大切な一部です。

傷んでいる場合は、できるだけ一緒に塗装して保護しましょう。

 

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