工事業者の選び方
投稿日:2019年3月15日 更新日:2024年6月5日
毎年7,000件近く国民生活センターに相談があります
訪問販売によるリフォーム工事
相談件数
出典:独立行政法人国民生活センター ホームページより抜粋
外壁塗装を依頼するときに、どこの業者に頼むか迷う人が多いと思います。知り合いの塗装屋さんがいれば良いのですが、いない場合は自分で探すしかありません。
「外壁工事・増改築工事・塗装工事・内装工事」などのリフォーム工事はトラブルが多く、国民生活センターには、毎年7,000件もの相談が寄せられています。
外壁塗装業者とのトラブル事例や残念ながら悪徳業者もいるため、トラブルに遭わないようにするためには、業者選びが大切です。
失敗しない業者選び 5つのポイント
Point.1
自社施工かどうかを確認
契約までに、説明や打ち合わせをしても、結局、施工する業者が下請けさんで、今まで話してきた人と違う。結果、言っていた内容と違う等実際に多いご意見です。
だからこそ、話した人がそのまま作業する自社施工が大事です。
また、下請け業者に任せると言うことは中間マージンも発生しますので、当然余分な費用が発生することになり、通常依頼する金額よりも高くなります。
Point.2
職人さんや会社の資格を確認
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、塗装業を営業するのに資格も許可も必要ありません。
これによって塗装業界に悪徳業者と呼ばれる会社が存在してしまっております。
一級塗装技能士とは、年に一度行われる難易度の高い国家資格です。
実務経験が7年で、初めて受験資格があります。
ベテランの職人であっても難しいとされる一級塗装技能士は、合格率が50%前後です。
あくまでも目安ですが、そう言った資格を所有している職人さんを抱えてる会社の方が比較的安心できると思われます。
Point.3
保険加入を確認する
塗装工事では、足場を組みますので、足場が家に接触して家の一部が壊れたり、塗料が車や隣の家に飛散するなどの事故も起こります。
足場は足場職人が組み、塗料が飛ばないように飛散防止シートや養生をしますので、事故が起こる可能性は低いですが、万が一の事故に備えた保険があります。
その万が一に備えるというお客様に対する配慮ができいる会社はやはり配慮していない会社より信用できますよね。
Point.4
契約書や保証書を確認する
塗装業界は職人さんが多いため、契約書に細かく内容を記載していなかったり、契約後の保証を記載していない業者が多く存在いたします。
トラブルになる可能性がある仕事をする会社は裁判などに備え契約書に細かく内容を記載指定なかったり、保証をうたわないことのが多いです。
いくら営業マンが親切丁寧だとしても書類に関しては確認しましょう。
Point.5
訪問販売業者とは契約しない
全ての訪問販売業者が悪というわけではありませんが、最もトラブルが多いのが訪問販売です。
訪問販売の場合、契約から8日以内であればクーリングオフが利用できますが、契約を急かされたとしても即決しないでください。
飛び込み営業に気をつけるべき理由はコチラの記事で説明しています。
各社見積もりの塗装面積が違っているのはなぜ?
お客様からよくいただくご相談の一つに、「各社見積もりを取ったら、面積がバラバラで比べられない」というのがあります。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事など、面積によって金額が変わるものがほとんどだと思います。
同じ家なのに、面積も金額もバラバラ。これでは、お客様も判断難しいですよね。
では、なぜ各社面積が違うのか、どの面積が正しいのかをご説明します。
Point.1
塗装面積を実測しているか?
当社では、当たり前ですが、外壁塗装にしろ、屋根塗装にしろ、お見積もりの際は、原則実測して面積をお出しします。
しかし、中には建坪だけで面積を出していたり、面積を測らずに出している業者もいます。
なぜか。
それは、「面倒だから」というのが圧倒的に多いように見受けられます。
見積もり金額の元となる面積もしっかり測らない業者が、「うちは三度塗りで、もちが違いますよ~」と言われても、私たちからすると
「見積もりの段階から手抜きが始まっている」
という風にしか見えません。
Point.2
開口部を除外しているか
塗装面積は、当たり前ですが、「その塗料を塗る面積」です。
例えば、日本ペイントのパーフェクトトップという塗料で、壁を塗るとします。
では、その塗料で雨戸も玄関も塗るのでしょうか。
違いますよね?
ここでのポイントは、
・塗装面積に入らない・・・玄関や窓などの開口部
・同じ塗装でも塗料が異なる・・・雨戸や軒天などの木部
という点です。
塗装面積を実測し、さらに開口部まで引き算しないと、正確な塗装面積は出ません。
補足
塗装面積は建築図面からも算出可能!
塗装面積は、家を建てたときの図面からも算出はできます。そのほうが、測るのも早いですからね。
ただ、当社はできるだけ、実測するようにしています。なぜなら、実測するときに、壁や屋根の劣化を見つけることができます。
その劣化の状態によって、必要な補修工事や、最適な塗料が変わることもありますので、できる限り、職人の目で見て、測るという手間を惜しみません。
たまにあるのが、見積もりは安かったが、後から「ここも劣化していたので、別途費用かかります」と費用が膨れ上がるケース。
見積もりに来た時に、「面積測らせてください」ということを言わない業者には要注意です。
厚木市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
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