絶対に知っておきたい!外壁塗装は下塗りが重要!
投稿日:2023年8月22日
外壁塗装の工程は知っていますか?もしかしたら「外壁塗装は3回塗り」というのを聞いたことがあるという方もいるかと思います。
外壁塗装は、
①下塗り
②中塗り
③上塗り
の3工程で行われます。
この3つの工程にある「下塗り」は塗装の土台となる大事な工程。
「下塗り」が疎かになっていれば、塗装はすぐにダメになってしまうでしょう。
本日は、これから外壁塗装を考えている方に絶対に知っておいていただきたい「下塗りの重要性」を解説いたします!
【外壁塗装で行う「下塗り」の役割】
外壁塗装で行う「下塗り」は、塗装が仕上がってしまうと隠れてしまうところ。
ですから「下塗り」を意識されている方は少ないかもしれませんし、もしかすると「下塗り」という工程があることを知らないという方もいるかもしれません。
しかし、外壁塗装において「下塗り」は欠かせない重要な役割を担っています。
外壁塗装の役割を確認していきましょう。
【①下地を調整するため】
まず一つ目が「下地調整のため」です。
経年劣化した下地は凹凸に荒れていたり、ひび割れていたり荒れている状態です。
この状態で塗装しても耐久性が落ちてしまうため、下塗りして良好な下地に整えます。
【②塗料の吸い込みを防ぐ】
二つ目が「塗料の吸い込みを防ぐ」です。
下地が傷んでいると塗料の吸い込みが激しく、色ムラができて仕上がりが美しくありません。
下塗りで作った塗膜が上塗り塗膜の土台となり、塗料の吸い込みを防ぎます。
【③下地への密着性を高める】
三つ目は「下地への密着性を高める」ことです。
詳しくは後述しますが、下塗りに使用する塗料は「シーラー」「プライマー」「フィラー」などがあり、塗膜の密着性を高める効果があります。
外壁のように動きのあるところは、塗膜がしっかりと下地に密着していなければすぐに剥がれてしまいます。
上塗り剤も密着はしますが、付着力は弱いため、長期間下地に定着させるためには下塗りで下地への密着性を高める必要があります。
【塗料の機能性を発揮させるため】
四つ目が「機能性を発揮させるため」です。
塗料の中には遮熱性などの機能性を持つものもあります。
上塗り剤と下塗り剤を組み合わせて初めて機能性を発揮する塗料もあり、このような機能性を持つ塗料は下塗りが欠かせません。
塗料の機能を最大限発揮するために、メーカーの仕様通りの施工、材料選定が重要となります。
【下塗りをしないとどうなる?】
「下塗りの役割」で見ていただければ分かる通り、下塗りを省けば前項でお伝えした内容の裏返しという結果になります。
つまり、
・すぐに塗膜がひび割れる
・色ムラができる
・短期間で塗膜が剥がれる
・塗料の機能を最大限発揮できない
といことが起きてしまいます。
外壁塗装は数十万円〜百万円を超える高額工事です。
間違った施工をすればこんだけお金をだしているのに無駄になってしまいますから、これから外壁塗装をお考えの方はちゃんと下塗りがされているか確認しましょうね!
塗装工事の流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。
【下塗り用塗料とは?】
下塗り用塗料は「シーラー」「プライマー」「フィラー」の3つがあり、適用下地などの施工状況に合わせて適切な下塗り材を選ぶ必要があります。
それでは以下に下塗り材の特徴をお伝えいたします。
【シーラー】
シーラーは下地への密着生を高め、塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。
浸透性があり、下地深くまで染み込み、塗膜を繋ぐクサビとなります。
【プライマー】
塗膜の付着力を高める効果はシーラーと同じです。
プライマーは主に鉄部用として用いられることが多く、鉄部用は付着力を高めるだけでなく防錆効果もあります。
また、木部用もありますので、下地の劣化が激しく、塗膜の密着性が悪い場合にプライマーを用います。
【フィラー】
フィラーも同様に塗膜の付着力を高めますが、シーラーやプライマーと大きく違うのは凹凸になっている下地を平滑に調整できることです。
フィラーは肉厚でして塗膜に厚みがあります。
弾力性も持ちますので、下地への追従性があり、ひび割れ防止にもなります。
クラック補修したところは塗膜がひび割れやすいため、フィラーで下塗りし、ひび割れ防止してから塗装を仕上げることがあります。
クラックについてはこちらの「外壁塗装のひび割れの原因5つ!補修方法についても解説」をご覧ください。
【下塗りされていない!?を防ぐために行いたい対策】
ここまで見ていただいた方ならもう下塗りの重要性がお分かりいただけたかと思います。
外壁塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で完成されます。
ですから、正しく施工されているか、ということが非常に重要です。
しかし、注意しなければならないのが、下塗りは塗装が完成されると下塗りしたのか確認できなくなってしまうことです。
塗料の中には下塗り不要のものもありますが、ほとんどの塗料は下塗りが必要ですから、工程を省かれてしまわないようにこれからご紹介する対策をしっかり行なっていただきたいです。
【見積もりを確認する】
工事を始めるにもまずは見積もりをよく確認することが大切です。
見積もりには業者が提案する工事内容が書いてあります。
一式工事とまとめられていたり、工事内容が曖昧に記載されている見積もりは要注意。
できるだけ見積もりは具体的に書いてあることが望ましいです。
見積もりにちゃんと下塗りの項目があるか確認しましょう。
【下塗りについて業者から詳しく説明をもらう】
見積もりを確認するだけでなく、業者からも下塗りなど工事について詳しく説明をもらってください。
塗装はただ塗料を塗ればいいというものではありません。
お客様に品質の高い塗装をご提供するには、専門知識とこれまでの実績、高い技術力が備わっていなければいけません。
無論、工事を行う業者は下塗りについて詳しく説明できなければなりません。
工事について説明をもらうことは、業者がどれくらい塗装工事について知っているかということを判断できるポイントでもあるのです。
業者選びについてはこちらの「ポータルサイトで塗装業者を決めるのはちょっと待って!おすすめは自社施工店!」もご参考にしてください。
【施工写真を撮ってもらう】
工事が始まってからは「施工写真」を撮ってもらいましょう。
見積もりや業者の説明で確認しても、実際に下塗りがされていなければ意味がありません。
ですが、塗装が仕上がれば下塗りは隠れてしまい、後から下塗りしたか確認ができなくなってしまうため、下塗りをしたという証拠となるように施工写真を残してもらいます。
下塗りの証拠を示すためだけでなく、施工写真があればどんな工事をして、どんな塗料を使用したのかしばらく年数が経った後でも確認できます。
【外壁塗装なら亜久里工業にお任せください!】
いかがでしたか?
外壁塗装で行う下塗りは、塗装の耐久性を左右する重要な工程です。
ですが、上塗りした後は下塗りをしたのか見えなくなってしまうのをいいことに、工程を省いて手抜きをする業者も残念ながら存在します。
このような業者に工事を依頼しないためにも、ぜひ最後の方でご紹介した手抜きを防ぐ対策を実践してください。
亜久里工業は無料で建物診断を実施しておりますので、これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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