フッ素塗料の特徴とメリット・デメリット|こんな方にフッ素塗料はおすすめ!
投稿日:2024年5月31日
「せっかく外壁塗装をするのなら長持ちする塗料を選びたい!」
そこで候補に上がってくるのがフッ素塗料。
フッ素塗料は公共建築や大型建築にも用いられている耐久性の高い塗料です。
価格が高いことがネックでしたが、近年では住宅用も普及してコストも少しずつ下がってきました。
本記事ではフッ素塗料の特徴について解説いたします!
フッ素塗料の特徴
フッ素塗料は主にビルやマンションなどの大型建築物や橋など、そう頻繁にメンテナンスできないところによく用いられています。
他の樹脂塗料と比べると価格が高めに設定されておりますが、近年では住宅用のフッ素塗料も普及してきてお求めやすい価格に落ち着いてきています。
塗料の種類 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 5〜7年 |
ウレタン塗料 | 7〜10年 |
シリコン塗料 | 10〜15年 |
フッ素塗料 | 15年〜 |
フッ素塗料は蛍石と呼ばれるフッ化カルシウムを主成分とする鉱物が原料です。
耐久性が高く、流通する塗料の中でも長寿命な耐用年数を誇ります。
汚れが付きにくく、薬品に対しても強い耐性を持つ特徴があります。
身近なものだとフライパンのテフロン加工はフッ素加工されたものです。
塗料についてはこちらの「初めての屋根塗装・外壁塗装~塗料は何がいい?~」もご参考にしてください。
フッ素塗料のメリット
メリット① 耐候性に優れている
耐候性とは雨や日光など自然的な要因に対して耐性を持つ性質のことです。
フッ素塗料は非常に優れた耐候性を発揮します。
建物は毎日のように雨や太陽光などにさらされ続けています。
耐候性に優れていることで、建物が劣化しにくく長持ちします。
メリット② 耐用年数が長い
フッ素塗料は他の樹脂塗料と比べて耐用年数が長い特徴があります。
無機塗料と比べると若干劣りますが、13〜15年ほど耐久してしっかりと建物の外壁を守ってくれます。
耐用年数はあくまでも目安ではありますが、15年以上も持続することも珍しくありません。
フッ素塗料のデメリット
デメリット① 価格が高い
高機能なことから価格はやや高めに設定されています。
住宅用が普及してきたとはいえ、今はシリコン塗料やラジカル塗料が主流であり、こちらのほうがコストパフォーマンスに優れています。
ただし、塗料の性能は年々向上しておりますので、フッ素塗料の普及が多くなるほど価格もこなれてきます。
また、耐用年数が長いことから塗り替え回数が少なくなり、トータルコストでは他の塗料よりも有利に働く場合もあります。
デメリット② 再塗装が難しい
フッ素塗料は親水性を持つ塗膜を形成するため、塗膜が付着しにくい問題があります。
親水性とは水が馴染みやすい性質のことで、現在のほとんどの塗料は親水性を持ちます。
親水性を持つ塗膜は、汚れがついても水がその下を流れて汚れを洗い流せます。
劣化を抑えることに一役買っている大事な性能ですが、再塗装となると逆の効果を発揮してしまい、密着性を高めるために専用の下塗り剤で下塗りする必要があるなど他の塗料と比べると少々手間がかかります。
業者もフッ素塗料を塗り替える施工知識を身につけていなければなりません。
フッ素塗料を塗り替える際は、必ず施工実績を持つ業者にお声がけください。
デメリット③ ヘアークラックが発生しやすい
フッ素塗料は塗膜の質が硬い特徴があります。
弾力性が低いため建物の動きに追従できずヘアークラックを起こしやすいデメリットがあります。
クラックが生じると内部に水が流れ込みやすくなり、塗膜の劣化を早めます。
モルタル外壁のようなクラックが起こりやすい外壁とは相性が悪いですが、柔軟性の高いフッ素塗料も出ているので、こちらで対応することができます。
塗料を選ぶときに大事な3つのポイント
塗料を選ぶときはこちらの3つのポイントをぜひ押さえておきましょう。
・予算を決める
・耐用年数を決める
・希望している機能を決める
フッ素塗料でも各メーカーが販売しておりますので、種類はたくさんあります。
ある程度ポイントを絞っておかないと塗料選びが大変ですので、こちらの3つのポイントをあらかじめ決めておくことが大切です。
今後の外壁塗装のことも考えて塗料を選ぶことが大事!
戸建て住宅の寿命は平均で30年とされています。
外壁塗装はこの30年間を想定して計画を立てることが大切です。
フッ素塗料なら30年間で外壁塗装を2回行うことになります。
ここでポイントとなるのがトータルコストです。
外壁塗装は1回の工事費だけで考えるのではなく、将来的に行うことになる外壁塗装のコストのことも考えて資金計画を立てることが大事です。
塗料は工事費にとても関わってくることなので、今後の外壁塗装のことも考慮して塗料をお選びください。
また、塗料の耐用年数が次の塗り替え時期でもあります。
外壁塗装を何回行うことになるかも把握しておきましょう。
塗装回数を少なくしたい方にフッ素塗料がおすすめ!
ここまでフッ素塗料の特徴についてお伝えしてきました。
フッ素塗料は耐用年数が13〜15年と長くなっておりますので、塗装サイクルが延びて将来的に行う外壁塗装の回数を減らすことができます。
このため塗装回数を少なくしたいと考えている方はフッ素塗料がおすすめです。
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