神奈川県厚木市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨樋、瓦屋根補修なら亜久里工業

外壁の汚れやちょっとしたひび割れなどは、塗装してしまえば見えなくなってしまいます。見栄えだけならこれで問題ありません。しかし、それでは近いうちに塗膜が剥がれてしまうでしょう。
まず、外壁塗装の相場は51〜120万円ほど。決して安くない金額です。こんなにお金をかけたのに長持ちしないのは考えものです。現在の塗料なら10年程度は保ちます。
それなのに短期間で塗膜が剥がれてしまうのは、下地処理が疎かになっている可能性があります。下地処理とは、塗装する面を整えて塗膜の密着性を高める作業のこと。
これから塗装工事をされる方は、必ず下地処理の重要性を意識しておいていただきたい大事な工程となっています。

シーリングはサイディングやALCなどのボード型の外壁材の目地剤として用いられています。また、目地の他にも部材の接合部や窓まわりなど、防水を目的として充填されています。
シーリングを打つ目的を端的に言うなら、防水性と気密性を保つためです。建物は隙間なく組まれているわけではないため、目視では確認できないわずかな隙間が生じます。このような隙間でも水は内部に入り込んでしまうため、それを防ぐためにシーリングで水の侵入を防ぎます。
また、隙間があるということは、それだけ空気の流入も増えてしまいます。現在のお家は、高断熱・高気密のお家となっており、機能性を維持するためには、気密性も保っていなければなりません。シーリングは防水以外に気密性を保つことも大事な役割を担っているのです。

一般の方が塗料の施工書を目にすることは中々ないかもしれません。塗料はメーカーが推奨する施工方法があり、塗料の性能を最大限発揮させるためには、施工マニュアルを遵守して施工を行わなければなりません。
例えば、塗布量や乾燥時間、希釈率、適用下地、下塗りや上塗りなどの施工手順などがそうです。誤った方法で施工されてしまうと、塗膜の膨れや剥離など施工不良を起こす原因となります。
塗装工事を行う際は、塗料メーカーが推奨する仕様どおりに仕上げることが非常に重要なのです。見積書には塗料の種類が記載されています。上塗り剤ばかり注目されてしまいますが、下塗り剤の記載もあるか確認し、施工について業者から具体的に説明をもらいましょう。