屋根は葺き替えとカバー工法どちらを選べばいい?そのタイミングは?
投稿日:2022年6月20日
屋根工事はどの家でもいずれは必要になる工事です。
屋根工事の中で大型リフォームと言えば屋根カバー工法と屋根葺き替え工事が挙げられます。
しかし、いざ屋根をリフォームしようと思っても
「我が家にとって葺き替えがいいのか?それとも屋根カバーがいいのか?」
とどちらを選択していいのかわかりませんよね。
屋根は雨から家を守る重要な部分。だからこそ安易に工事をすすめたくないし、慎重になってしまうもの。
そこで今回は、屋根工事のタイミングと、屋根カバー工法のそれぞれのメリット、デメリットといった特徴から、屋根の葺き替え工事を選ぶべきケースについて解説しています。
今後、我が家にはどんな屋根工事が必要になるのか、ぜひご参考にしてくださいね。
どういうタイミングで屋根葺き替えや屋根カバー工法を検討すればいいの?
屋根葺き替えや屋根カバー工法を行うタイミングは
・寿命を迎える場合
・工事が必要な症状が出ている場合
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
屋根材ごとの寿命目安
屋根には寿命があり、屋根材ごとにその寿命は異なります。
屋根の寿命の目安は、屋根工事のタイミングを計る上でとても大切です。
【寿命の目安】
いぶし瓦 30年~50年程度
セメント瓦・モニエル瓦 30年~40年程度
スレート 20年 ~30年程度
アスファルトシングル 10年 ~20年程度
トタン 15年 ~20年程度
ガルバリウム鋼板 25年 ~35年程度
屋根葺き替えや屋根カバー工法が必要な症状
経年劣化
耐用年数に近づいてくると劣化が広範囲に広がります。
屋根のひび割れが広範囲であれば、屋根工事のタイミングです。
コケが広がっている
主にスレート屋根にいえる葺き替え時期の目安は、表面にコケが繁殖している場合です。
屋根の塗膜は効果がなくなると、湿気を含み続けた屋根表面に、コケが繁殖するようになってしまいます。
コケは、見た目的な問題だけではありません。
コケの根が屋根材の中にはってしまうことで、屋根材自体をボロボロにしてしまう可能性があります。そのため、コケが広範囲に広がっている場合は塗装ではなく工事が必要です。
屋根材が波打っている
これもスレート屋根に見られる劣化の症状。屋根材が柔らかくなった場合は、屋根材内部の野地板にまで水が浸透している可能性があるため、早急に葺き替え工事が必要です。
屋根表面が波打って見えるなどと言った時は注意が必要です。
雨漏りがおきている
実は雨漏りが起きた時、原因をつきとめようと放水試験を行っても、どこから雨漏りしているか分からない場合も多々あります。
雨漏りが起きている場合は屋根材だけではなく、屋根材の下にある、防水シートの劣化や野地板などの腐食が考えられます。
このままでは建物自体に大きなダメージを与えてしまうため、早急に屋根工事を行う必要があります。
しかし、台風などの突発的自然災害などにより屋根が壊れて雨漏りした場合、その部分の修繕のみで対応できる場合もあります。
屋根の葺き替えと屋根カバー工法の違い
屋根のカバー工法とは
現在の屋根の上に、防水紙を敷き、さらなる新しい屋根を載せることをいいます。
屋根材としては、軽量な金属屋根(ガルバリウム鋼板)やアスファルトシングルなどがあります。
屋根葺き替え工事とは
現在の屋根を壊して、新しい屋根にすることをいいます。
それに伴い、屋根の下地の野地板や防水紙も新しくなります。
屋根のカバー工法のメリット
屋根の葺き替えよりもリフォーム費用を抑えられる
既存の屋根材の撤去費用や産廃処分費用がかからないため、葺き替えよりも費用が安価
屋根の葺き替えよりもリフォームの工期が短い
既存の屋根材の撤去期間がない分、工期が短くなります。
アスベストを飛散させるリスクが低い
もし、現在の屋根がアスベストの入った屋根だった場合、解体には特別な工事や処分方法が必要です。しかし、解体工事を伴わない屋根カバー工法であれば、アスベストの飛散リスクが低くなります。
屋根の断熱性・防水性が高まる
屋根を二重にすることになるので、現在よりも断熱性や防水性を高めることができます。
屋根のカバー工法のデメリット
瓦屋根に対応ができない
カバー工法が使えるのは、金属屋根などの平板の屋根材に限られます。
屋根の重量が重くなるため、耐震性が低くなる
屋根が重くなると、構造への負担は大きくなるため耐震性が低くなります。柱の補強などを行うか、屋根材には軽いものを選ぶ必要があります。
屋根がひどく傷んでいる場合は不向き
屋根の下地がひどく劣化している場合、ビスや釘をきちんと止めることができないため、新たな防水紙や屋根を設置することができません。屋根のカバー工法を行う場合は、屋根材や下地、板金の状況などをしっかりと調査する必要があります。
屋根葺き替えが向いている場合は?
現在が瓦屋根の場合
瓦屋根にはカバー工法使えないため、葺き替えとなります。もともとがスレートや金属屋根などの軽い屋根材の場合、葺き替えで重い瓦屋根を選んでしまっては耐震性が保てなくなる場合もあるため、屋根材を選ぶ際には注意が必要です。
屋根の下地材が劣化している場合
下地材がひどく劣化している場合は、カバー工法ができない場合があります。葺き替えの際には、野地板の補修や補強、防水紙の張替を行います。屋根材だけではなく、下地や他の部分までメンテナンスを行うことで、住宅の耐久性を高めることができます。
すでに屋根カバー工法済みの場合
屋根カバー工法は2回行うことはできません。一度屋根カバー工法で工事を行っている場合は自動的に葺き替え工事となります。
まとめ
本記事では
・屋根の寿命
・屋根のリフォーム工事が必要なタイミング
・屋根のカバー工法のメリット・デメリット
・屋根の葺き替えが向いているケースと注意事項
について解説しました。
屋根カバー工法はとても画期的な工法ですし、コスト面からいえば屋根のカバー工事を選びたいものです。しかし、今のお家の状況によって、この工法が使えない場合もあります。
大切なご自宅を守る屋根の工事方法は慎重に検討すべきです。我が家にとって、どういう施工方法を選ぶのがベストなのかをしっかりとプロに調査してもらいましょう。
弊社ではお客様のご希望を優先したうえで、ライフプランや、将来性を考え、ベストな工事をご提案しています。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
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