シーリングの「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の違い
投稿日:2026年2月24日
住宅の防水性能を維持する上で、シーリングのメンテナンスは欠かせません。シーリングとはコーキングとも呼び、樹脂を主原料とする防水を用途にした充填材です。
シーリングの施工方法は、「打ち替え」と「増し打ち」があります。2つの工法は作業の手順も施工後の防水維持期間も明確に異なります。
本記事では、「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の作業内容と違いについて解説します。
古い材料をすべて取り除く「打ち替え」と上から重ねる「増し打ち」
シーリングの施工方法「打ち替え」と「増し打ち」の違いをご説明します。
「打ち替え」は、カッターや専用のスピンカッターを使用して劣化した古いシーリング材を完全に撤去する工法です。
一方「増し打ち」は、古い材料を残したまま、その表面に新しい材料を被せて充填する手法です。
打ち替えでは、古いシーリングを全撤去する手間があります。しかし、古い材料をすべて取り除くことで、推奨されるシーリング厚確保に必要な充填深さを気にせずに施工が可能です。
増し打ちは工程を省略できる分、費用は抑えられますが、土台となる古い材料が収縮したり剥がれたりすれば、その上に重なっている新しい材料も一緒に剥落する状態になります。また、充填深さが浅くなる分、施工に工夫が必要になるケースがあります
厚みが足りないとすぐに切れる!シーリングの「肉厚」が重要な理由
シーリング材は、建物の動きに合わせてゴムのように伸び縮みする性質があり、これが材の干渉を和らげています。この性能を維持するためには、物理的な「厚み(肉厚)」が不可欠です。
古い材料の上に薄く塗るだけの増し打ちでは、材料が伸びるための体積が不足します。一般的に10mm程度の厚みがない場合、数年で材料が裂ける「破断」や壁から離れる「剥離」が起きやすくなります。
シーリング材の柔軟性を失う原因には、弾力性を保つ「可塑剤」が時間の経過とともに抜け出すことがあります。硬質化したシーリング材の上に新しいく打設しても厚みが薄ければ日光(紫外線)や温度変化による負担に耐えられず早期にひび割れが発生します。
シーリングの施工「二面接着」と「三面接着」の違い
建物の壁材は、日光による熱で膨張し、夜間や冬場には熱が冷めて収縮します。厚木市のように夏場の気温が高くなる地域では、この伸び縮みの幅が大きくなります。
シーリングの施工では「二面接着」と「三面接着」があります。「二面接着」は左右の壁面だけに接着させ、底面には接着させないことから追従性に有効です。
「三面接着」は左右底面に接着するため、シーリング材が三方向から引っ張られてしまい真ん中から裂けてしまいます。
「二面接着」は底に「ボンドブレーカー」という絶縁テープを貼ることで、底面の密着を防ぎます。増し打ちでは、古い材料が底に張り付いているため、この二面接着を維持することが困難です。
基本は「打ち替え」、「増し打ち」を選ぶ場所
外装工事では、原則として打ち替えを行いますが、特定の場所では増し打ちを選択します。
例えば「窓サッシの周り」です。サッシのすぐ裏側には、雨漏りを防ぐための防水紙が張られています。古いシーリングを無理にカッターで切り取ろうとすると、この防水紙まで切れてしまい、逆に漏水の原因を作ってしまう恐れがあります。
また、ALC(軽量コンクリート)壁のように、目地が深く十分に厚みが確保できることを条件に増し打ちを行うことがあります。どの工法であっても、接着面を清掃し、専用の接着剤(プライマー)を塗る工程を省くことはありません。
まとめ|亜久里工業は無料診断を実施しています!
シーリングの「打ち替え」と「増し打ち」の選択は、その後の雨漏り防止に影響します。
サイディングの継ぎ目など大きく材の動きがある箇所には、打ち替えでシーリングの厚みを確保し、サッシ周りなど防水層を傷つける恐れがある箇所には、慎重に施工方法を検討して、必要に応じて増し打ちを適用します。
シーリングが打たれているところは建物の雨仕舞いに非常に重要な役割を担っています。見た目だけを整えるのではなく、施工する箇所や部材の特性に合わせて最適な施工方法を検討して実施することが、建物の防水機能を維持するための重要なポイントです。
亜久里工業では建物診断や見積もりを無料で実施しております。シーリングは外壁塗装や屋根塗装と作業が重複しますので、一緒に工事を行うのが一般的です。亜久里工業では事前に現場調査を実施し、建物の現状とお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたします。これからお住まいのメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ当店にお任せください!
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