雨樋の修理方法を解説!
投稿日:2023年5月31日
雨樋は屋根から流れてくる雨水を排水する大事な設備です。
雨樋の不具合が建物の老朽化を早め、寿命を縮めてしまう原因にもなります。
雨樋も年数が経過するだけ劣化が進みます。
いずれ修理が必要になってきますので、被害が大きくなる前にメンテナンスを行いましょう。
本日は雨樋の修理方法についてお伝えいたします!
【雨樋が壊れてしまったらすぐに業者に応急処置してもらいましょう!】
本日は雨樋の修理方法をご紹介することになっておりますが、まず冒頭から恐縮ですが、雨樋が壊れたら業者に問い合わせて応急処置してもらうことをおすすめします。
普段から雨樋を細かく気にする方はいらっしゃらないかもしれませんが、雨樋の不具合は建物の劣化を早めるだけでなく、騒音にもなり、近隣トラブルに発展してしまうことがあります。
とくに2階の雨樋から水漏れしていると滝のように勢いよく水が落ちてきて大きな音を立てます。水飛沫も大きく、地面を抉ってしまったり、外壁や基礎を汚したりしますので、このような不具合が確認できましたら、まずは業者に問い合わせて不具合を起こしている雨樋を応急処置してもらいましょう。
亜久里工業は雨樋修理も承っております。お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
雨樋修理についてはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。
【雨樋の修理方法】
それではお待たせしました!ここからは雨樋の修理方法をご紹介いたします。雨樋は以下の修理方法があります。
・隙間補修
・雨樋の清掃
・部材の部分交換
・雨樋全交換
雨樋の修理方法は状態に応じて適した方法で修理しましょう。それでは各修理方法についてご説明していきます。
【隙間補修】
雨樋はいくつもの部材を接合して組まれています。雨樋というと建物全体に取り付けてある部材をイメージされるかと思いますが、雨樋には軒樋、縦樋、集水器、継手、エルボ、止まり、曲がりなど様々な部材があります。
雨樋の部材名についてはこちらの「雨樋の部材名と役割を解説。部分修理も可能です!」をご覧ください。
隙間は雨樋の継手のところでよく発生します。当然ですが、隙間があるとそこから水が漏れてしまいます。隙間は目視では確認できないほど狭いものから、大量に水が流れてくるほどの大きさまで様々です。
ちょっとした隙間なら雨樋用の接着剤やコーキングで埋めることができます。もし、破損が原因して隙間ができてしまっている場合は、部材交換が必要です。
また、雨樋の隙間は雨が降っていなければ当日に直せますので、業者に問い合わせるときは、雨樋の隙間から水漏れしている、と事情を事前に伝えておきましょう。
【雨樋の清掃】
軒樋や集水器はお椀状の形になっていますので、落ち葉や砂埃などが入ってしまうことがあります。ゴミが溜まってしまうと水の流れが悪くなり、雨樋から水が溢れてきてしまいますので、定期的に清掃しましょう。
また、ゴミが入るのを防ぎたい方は、「落ち葉よけネット」もおすすめです。「落ち葉よけネット」は網目状のネットを軒樋に被せるだけですから施工も簡単です。
当社も雨樋野清掃や修理工事を承っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
詳しくはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。
【部材の部分交換】
雨樋が破損してしまった場合は、部材を部分交換することも可能です。前述しましたが、雨樋はいくつもの部材を接合して組まれていますので、破損してしまってもその部分を切断して新しい部材で再接続できます。
雨樋を全部交換するよりもコストが安く、工事日数もかかりませんから、外壁塗装など足場を組む工事のタイミングで不具合を起こしているところを直しておきましょう。
部材の部分交換は一点だけ注意があります。
もし、部材が廃盤になって生産停止になっていると新たに部材を調達できなくなってしまうため、可能なら補修、補修ができない場合は雨樋を全部交換する必要があります。長期的に使用していきたいと希望されている方は、後継機種などを出しているロングセラー品を選ぶことをおすすめします。
【雨樋の全交換】
雨樋の破損や歪みなど大きく損傷してしまっている場合は、雨樋の全交換を行います。建物に取り付けられている雨樋をすべて新しくしますので、工事をするには足場が必要です。
足場は設置ごとに費用が掛かりますので、このタイミングで屋根塗装や外壁塗装など高所作業を伴う工事もご一緒に行なっておくことをおすすめします。
詳しくはこちらの「屋根と外壁はセットがお得」をご覧ください。
雨樋は「塩化ビニール樹脂」「ガルバリウム」「銅」など素材に種類があります。現在戸建住宅に多く採用されているのは「塩化ビニール樹脂」でして、柔軟性に優れて強度があり、コストも安価です。
また、雨樋の形状も種類があります。軒樋は「半丸型」「角型」、縦樋は「丸形」「角型」があります。形状で集水量が違いますので、これまで水が溢れてしまうことがありましたら、現在の雨樋よりも集水量の多いものをお選びください。
【雨樋修理なら亜久里工業にお任せください!】
雨樋は状態に応じて適切な修理を行っていきましょう。修理方法はお客様のお家にお伺いして現地調査する必要があります。亜久里工業は無料で建物診断を行なっておりますので、雨樋のメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
雨樋は経年劣化していくものです。状態が悪くなれば部材が破損したり、水漏れを起こしてしたりします。以下の症状が見られましたらメンテナンスをお考えいただく時期ですので、そのまま放置せずに一度ご相談ください。
【メンテナンスが必要な症状】
・雨樋の歪み
・隙間からの水漏れ
・豪雨時の水漏れ
・雨樋の破損
・勾配(傾斜)のズレ
・雨樋固定部材の破損や劣化
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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