【必読】外壁塗装をご検討中の方が抑えておくべきポイント
投稿日:2024年6月21日 更新日:2024年6月25日
外壁塗装は、家を長持ちさせるうえで欠かせない住宅メンテナンスの一つです。
しかし、下記のような疑問や悩みがあり、外壁塗装を迷っている方もいるのではないでしょうか。
「外壁が古くなったように感じるが、今すぐに塗り直すべきかわからない」
「外壁の塗装にどれくらい費用がかかるか不安…」
今回は外壁塗装のプロである「亜久里工業」が、外壁塗装の適切なタイミングや塗料選びのポイント、費用相場を紹介します。
自宅の外壁塗装を検討中の方や、外壁塗装に関する正しい情報を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
知ってお得な外壁塗装の豆知識をピックアップしていますので、ご活用ください!
外壁塗装のタイミングとセルフチェック
外壁塗装は、家の耐久性を維持するうえで重要です。外壁塗装は建物を紫外線や雨風から守り、家の長寿命化につながります。
そのため、一定期間以上住んでいる場合や塗装サインが見られる場合には、外壁塗装を検討しましょう。
具体的に外壁塗装のタイミングは、「築年数」と「外壁の劣化症状」が基準になります。
塗料の耐用年数から、一般的に「10年に一度は再塗装をすべき」といわれています。
しかし下記の劣化症状が見られる場合には、放置すると被害が大きくなるため、10年以内でも外壁を塗装しましょう。
・チョーキング(外壁に触れると白い粉が付く現象):外壁材によっては早ければ7~8年ほどで見られる
・外壁塗装の剥がれ:新築から10年ほどで発生する
・ひび割れ:8~10年ほどで発生する
・コケ・カビ・藻の発生:日光が当たりにくい外壁は5年ほどで繁殖する
・コーキング劣化(シーリングに亀裂が生じる現象):日光がよく当たる外壁は10年以内に劣化し始める
・鉄部サビ:発生目安は新築から5年と外壁劣化よりも塗装時期がやや早い
劣化症状のなかには、色あせやコケの発生のように新築から数年でみられる症状もあります。
外壁塗装の劣化症状は「こんな症状には要注意」で詳しく紹介していますので、セルフチェックの参考にしてください。
劣化症状を見逃し手遅れになるのを避けるためには、定期的なセルフチェックが重要です。
日光や雨水の影響を受けやすい南側の外壁や、逆に日光が当たりにくい北側の外壁の劣化状況を目視で確認しましょう。
セルフチェックを推奨する理由は、劣化症状を放置すると、劣化部分から雨水が浸透し家の内部構造まで腐食するリスクがあるからです。
断熱材や基礎が腐食すると、メンテナンスコストがかさみます。自宅のメンテナンスにかかるコストを節約するうえでも、セルフチェックを欠かさず、必要に応じて外壁を再塗装しましょう。
なお、塗装タイミングの見極め方や劣化スピードが早まる原因については、「外壁塗装はいつすればいい?タイミングは「年数の経過」と「劣化症状」がサイン!」で詳しく紹介しています。
外壁塗装の塗料選びのポイント
外壁塗装の塗料選びで押さえておきたいポイントは、下記の2つです。
・耐候性などの塗料が持つ機能性を重視する
・塗料の色にこだわる
塗料の機能性から選ぶ
まず1つ目のポイントは、「塗料の機能性を重視する」ことです。
外壁塗装に使われる塗料には、下記のようにさまざまな機能が備わっています。
防カビ・防藻性 | カビや藻の発生を抑えられる性質 |
耐候性 | 日光や雨水の影響で劣化しにくい性質 |
親水性 | 雨水とともに付着している汚れを落とせる性質 |
低汚染性 | 雨筋や土埃が付きにくい性質 |
弾性 | 大きなひび割れを防げる性質 |
たとえば、耐候性を持つ塗料であれば、紫外線による色あせが発生しにくくなるため、長期間美観を保ち続けることが可能です。
親水性の塗料は、雨水で汚れを落とせるため、外壁清掃や塗装メンテナンスの頻度を減らせるメリットがあります。
各塗料で備わる機能が異なるため、選ぶ際にはそれぞれの機能を比較することが大切です。塗料の機能をより詳しく知りたい方は、「初めての屋根塗装・外壁塗装~塗料は何がいい?~」で詳しくご紹介しています。
では、外壁塗料の機能面におけるメリットとデメリットについて、下記の表で簡単にチェックしておきましょう。
塗料の種類 | メリット | デメリット |
クリヤー塗料 | 防カビ性・親水性・耐候性など機能性に優れる製品がある | 耐久年数が低い |
アクリル塗料 | ひび割れ追従機能を持つタイプもある | メンテナンスサイクルが早い |
ウレタン塗料 | 密着性が高く木部も鉄部も塗装できる | 湿気の影響で変色しやすい |
シリコン塗料 | 耐用年数が10年以上で長め | ひび割れが発生しやすい |
ラジカル塗料 | 低汚染性機能を備える製品が多い | 耐用年数が詳細にわかっていない |
ナノテクノロジー塗料 | 親水性が高く汚れにくい | 艶無ししか選べない |
ピュアアクリル塗料 | 高弾性でひび割れにくい | 汚れが付着しやすい |
外壁の機能性も風合いも妥協したくない方におすすめな塗料が、「クリヤー塗料」です。
クリヤー塗料は透明な塗料であるため、元の外壁デザインの風合いを残しつつ、外壁の機能性を向上できる点がメリットです。
一方で透明な分、外壁の傷やチョーキングを隠せないことから、劣化症状が見られる外壁には向いていません。
そのため「レンガ調などのおしゃれな外壁デザイン性を損ないたくない」場合や、「劣化症状が出てくる前に外壁の保護をしたい」場合に使用されます。
クリヤー塗料の詳しいメリット・デメリットは、「外壁に風合いを残したいならクリヤー塗装がオススメ!」でご紹介していますのでご覧ください。
塗料の色にこだわる
2つ目のポイントは、「塗料の色にこだわる」ことです。
機能性が多様なように、塗料は色の選択肢も下記のように豊富です。ホワイト系やグレー系といったオーソドックスな色のほかに、イエローやネイビーなど個性的な色も選べます。
外壁の色は家の外観を左右するため、希望の色合いと異なる仕上がりになってしまうと、大きく後悔することになります。そのため塗料の機能だけではなく、色にもこだわることが大切です。
外壁塗料の色を選ぶ際には、下記のポイントを押さえましょう。
・色見本の見え方が天候や時間帯の違いでどう変わるか確認する
・艶感はイメージに近いか確認する
・周囲の景観から浮いていないか見る
外壁の色は日光によって変わるため、色見本は屋外で、可能であれば自宅の外壁でチェックしましょう。
屋外で光源の影響や、周囲環境との調和具合を見ることで、塗装後のイメージが明確になります。
外壁塗装の色選びで押さえたいポイントの詳細は、「外壁塗装の色選び ~失敗しないポイントから人気の色まで~」をご覧ください。
外壁塗装の費用と見積もりを取るときの
注意点は?
外壁塗装に必要な費用は、「51~120万円程度」です。
外壁塗装費用に影響を与える要素は、主に下記の4つです。
・施工費
・材料費
・諸経費
施工範囲
施工範囲とは塗装する範囲のことを指し、外壁の面積のほかに破風板や雨どいの長さが含まれます。施工範囲が大きいほど、総額が高額になります。
施工費
施工費は、人件費で大きく変動する費用です。人件費は基本的に塗装工事に携わる人数が増えると高くなります。
そのため下請け業者が複数関わる大手ハウスメーカーに依頼すると、相場よりも高くなる傾向にあるため注意しましょう。
一方で自社施工会社は、外壁の劣化チェックから足場の組み立て、塗装施工までの全工程を自社で行うため、仲介手数料が発生しません。
そのため施工費を抑えるなら、自主施工会社へ依頼することをおすすめします。
材料費
材料費は、主に塗料の種類によって決まる費用です。
たとえば、アクリル塗料やウレタン塗料は機能性がやや限定される分、低価格のため材料費を押さえられます。
ただし、低価格の塗料は耐用年数が短い傾向にあるため、1回あたりの材料費は抑えられても、長い目で見ると高コストになります。
家のコストを抑えるうえでは塗料代の節約が最良とは限らないため、外壁塗装会社と相談しながら最適な塗料を選びましょう。
諸経費
諸経費とは、足場材・養生を現場まで運ぶための「車両運搬費」や、事務運営に必要な「一般管理費」など工事関連の費用です。各会社で諸経費に含む費用は異なります。
そのため見積もりを取る際には、「諸経費の内訳を細かく確認する」ことが大切です。悪質な会社の場合には、諸経費の内容を曖昧にし、本来かからない費用を請求してくるケースも考えられます。
併せて、「塗装部材が詳細に記載されているか」も確認しましょう。付帯物の塗装費用を明記していない外壁塗装会社は、劣化症状があるにもかかわらず、塗装や補修をしないケースもあります。
費用関係のトラブルを防ぐうえでは、総額はもちろん、各項目の内訳まで細かくチェックしておくと安心です。
費用内訳の詳細やお得に外壁塗装をするコツについては、「外壁塗装の相場価格はいくら?価格設定の仕組みも解説!」で詳しくご紹介しています。
外壁塗装の豆知識
外壁塗装前に押さえておきたい豆知識を紹介します!
・塗装してはいけない外壁がある
・塗装前の「下地処理」で仕上がりが左右される
・外壁以外の損傷も補修してもらえる
・天候が悪い日は塗装できない
外壁塗装には補助金が活用できるケースがある
まず、少しでも塗装費用を抑えたいなら、補助金をチェックしましょう。
実は、一般住宅でも居住条件などを満たすことで、外壁塗装費用の一部を助成してもらえる場合があります。
たとえば、神奈川県の三浦市では「住宅リフォーム助成事業」を通じて、外壁塗装で20万円以上かかった場合に8万円補助してもらえます。
お住いの自治体の補助金制度を活用できる場合がありますので、詳しく知りたい方は外壁塗装会社へご相談ください。
塗装してはいけない外壁の種類を知っておく
加えて、押さえておきたいのが「塗装してはいけない外壁が存在する」ことです。
たとえば「難付着サイディング」は、塗料が接着しにくい素材のため、専用の下塗り材を使用しないと仕上がりの質が低くなります。
塗装の耐久性を挙げるうえでは、塗装の可否を的確に見極める必要があります。
自宅の壁が塗装できるタイプかどうかをご自身で確認したい方は、「塗装してはいけない壁や屋根があるのをご存知ですか?」を参考にしてください。
塗装前の下地処理が仕上がりを左右する
下塗り材の施工のように、塗装の密着性を高める作業のことを「下地処理」といいます。
丁寧に下地処理を施工することで、塗装が下地にしっかりと接着し、早期に塗装が剥がれてしまうリスクを避けられます。
そのため外壁のメンテナンスサイクルを伸ばすうえでは、下地処理にこだわりを持つ会社へ依頼することがポイントです。
下地処理をしないリスクや作業内容については、「外壁塗装をする前に絶対に知っておきたい!下地処理の重要性」でチェックしておきましょう。
外壁塗装以外の補修工事も対応可能
また「外壁塗装会社=塗装の専門会社」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、外壁塗装会社は外壁や家の長寿命化を目的としているため、外壁以外の補修工事にも対応しています。
外壁の劣化のほかに、雨どいやベランダ防水の破損など付帯物の劣化が気になる場合も、外壁塗装会社へお気軽にご相談ください。
外壁塗装と天候の関係性について
最後に、天候と外壁塗装の関係性に関する豆知識を紹介します。
多少の雨であれば続行する工事も多くありますが、外壁塗装は雨が降ると中止します。
高湿度下では塗料がうまく乾燥しないため施工不良になるからです。
国土交通省の「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」では、下記のように高湿度条件や降雨の可能性がある場合には、原則として塗装を行わないように指示しています。
・外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない
引用:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版|国土交通省
そのため梅雨の時期は、塗装工事の延期が発生する傾向にあります。作業延期が続くと、追加費用が発生する可能性もあるため、梅雨の時期の依頼は避けましょう。
上記以外の豆知識は、当社の「よくある質問」で紹介しています。外壁塗装の工事や見積もりの内容をより深く知れる内容が満載です。
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亜久里工業へ!
神奈川県厚木市、相模原市近隣の外壁塗装なら「亜久里工業」へお任せください!当社は「質の高い外壁塗装」と「丁寧な対応」が強みです。
これまでにチョーキングや剝がれなど外壁に見られるあらゆる劣化症状に対して、塗装を通じて補修してきました。
塗装はもちろん、当社は下地処理も重視しており、クラック補修やコーキングの打ち直し工事も必要に応じて徹底して施工します。
また当社は家の保護に加えて、美観性の向上も大切にしています。
立体感をプラスできる「多色仕上げ」や、上下階で色を分ける「ツートンカラー」の施工に対応しており、外壁の見た目にもこだわることが可能です。
実際にご利用者さまからは、下記のように外壁塗装の仕上がりやスタッフの対応に対して満足する声をいただいています。
・外壁の色はイメージ通り、かつ仕上がりもまるで新築のようで満足です
・スタッフのきめ細かで丁寧な仕事ぶりに感心しました
・一つひとつ丁寧に対応してもらえたうえに、想像以上の仕上がり感謝です
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☆MS
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