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大切なお住まいも常に風雨にさらされており、年数が経つほど様々な劣化症状が現れてきます。
お住まいを維持管理していく際に、見逃してはいけないのが「クラック」です。

クラックは目に見える形で現れてきます。
ちょっとくらいなら大丈夫だろう……と安易に判断するのは禁物。

クラックは目に見える症状として分かりやすいかもしれませんが、その度合いについては目視だけで区別つけられるものではありません。

構造クラックのように緊急性の高い状態のときもあります。
今後も大事なお住まいを守っていくために、本日は外壁に発生するクラックやその対処方法について解説いたします！

クラックとは外壁に発生したひび割れのことです。
外壁がひび割れていると心配になるかもしれませんが、比較的に軽微な症状のヘアークラックの場合もありますし、構造に関わる構造クラックといった深刻な症状の場合もあります。

建物が劣化する過程では「褪色➝チョーキング➝クラック➝剥離」の4段階で、クラックは3段階目に位置します。
クラックからは外壁下地に直接ダメージを与える状態なため、いくら症状が軽微とはいえ、被害を広げないために放っておかないことです。
もし、外壁にクラックが発生していたら、一度専門業者に状態を見てもらいましょう。

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

クラックには損傷の度合いで区別されています。
その区別されているのがこの「構造クラック」と「ヘアークラック」です。

構造クラックは、クラック幅0.3mm以上、クラック深さ4mm以上です。
貫通クラックとも呼ばれており、外壁の深部まで被害が及んでいる状態。
ヘアークラックと比べて緊急性の高い状態でして、建物の強度に影響してきます。

ヘアークラックは、クラック幅0.3mm未満、クラック深さ4mm未満です。
構造クラックと比べると軽微な被害なため、そこまで焦る必要はありません。

ただし、塗装の観点でいうと外壁下地にダメージを与える状態なため、他の密着する塗膜まで被害が出てしまわないように、近い内に外壁塗装をご検討していただくことをおすすめします。

外壁塗装のタイミングについてはこちらの「外壁塗装はいつすればいい？タイミングは「年数の経過」と「劣化症状」がサイン！」をご覧ください。

構造クラックが発生している場合は、早めに専門業者に対応してもらうことをおすすめします。
外壁内部まで被害が及んでいると建物の強度が落ちて耐震性が低下している可能性があります。

構造クラックは目視だけでは判断できないということも注意しておくことです。
見た目ではそこまで亀裂が入っていないように見えても、打診棒で叩いてみると深くまでクラックが発生していることがあります。

クラックの検査はクラックスケールや打診棒を使って細かく調査します。
これぐらいなら……という安易な判断が被害を拡大させてしまうかもしれませんので、気になる症状がありましたらそのままにせず、専門業者にご相談ください。

早期の対応が被害を最小限に抑え、修理費の負担も軽減できます。
クラックは建物の耐震性にも関わることですので、見た目では大したことがなさそうなクラックでも、そのまま放っておかずに専門業者に状態をお見せください。

亜久里工業は建物診断や見積もりを無料で行っております。
診断ではお客様にも立ち会ってもらい、建物の状態や必要な工事などを詳しくお伝えさせていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

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