屋根を守るために必要な工事の種類を解説!
投稿日:2024年6月11日
屋根は建築基準法で主要な構造体とされています。
屋根工事は建設業29種類の中にある「屋根工事業」に該当する専門工事。
屋根工事の定義は「瓦・スレート・金属薄板などにより屋根を葺く工事」となっています。
もちろん屋根を維持していくためには、この定義におさまらない工事も必要です。
たしかに屋根を葺き替えればすべてを改善できて問題ありませんが、それに応じて修理費も高額です。
そう何度も行える工事ではありませんから、状態に応じて必要な工事を定期的に行いながら、築年数が経った頃に葺き替えなどの屋根そのものを新しくしていただくことをご検討していただくことになります。
屋根をメンテナンスする方法はいくつかあります。
本記事では屋根工事の種類とメンテナンスをする時期について解説いたします。
屋根工事とは?
屋根の状態に応じた工事が必要
屋根工事を行うのはこちらの目的があります。
・建物の美観性を保つため
・屋根の耐久性を維持するため
・建物を長持ちさせるため
・雨漏りを防ぐため
これらの目的を果たすために、状態に応じた適切な工事があります。
例えば葺き替え工事を考えていただく目安となるのが「ルーフィングの寿命」です。
葺き替え工事は現在の屋根を解体してから野地板、ルーフィング、屋根材、屋根板金など一式すべて新しくします。
屋根そのものの耐久性を向上させることはできますが、まだルーフィングの寿命がきていなければ過剰な工事です。
もちろん工事の規模が大きくなるほど費用も高額です。
このため、必要以上に工事をしてしまうと余計な費用を支払うことになります。
屋根を維持していくために定期的にメンテナンスを行うことは大切ですが、長期的な計画を立てる上では過剰な工事は避けて、屋根の状態に応じた適切な工事を行っていくことが必要です。
屋根工事の種類
屋根工事はこちらの種類があります。
・屋根の葺き替え
・屋根の葺き直し
・屋根のカバー工法
・屋根塗装
・漆喰工事
・棟板金工事
・天窓工事
これらの工事は屋根材特有の工事や屋根材ごとの適切なメンテナンス時期があります。
上記の工事について、メンテナンス時期やどのような条件で工事を行うのかについて具体的にお伝えします。
屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは既存屋根を解体して野地板からルーフィング、屋根材、屋根板金などを一式新しくする工事です。
一般的にルーフィングの寿命を迎える頃に工事をご検討していただくことになります。
ルーフィングの寿命は種類によって異なりますが、アスファルトルーフィングなら10〜20年ほど、改質アスファルトルーフィングなら20〜30年ほどが耐用年数となっておりますので、現在敷設されているルーフィングの寿命を目安に、屋根の状態も考慮して葺き替え時期を総合的に判断します。
葺き替え工事についてはこちらの「屋根葺き替え」をご覧ください。
屋根の葺き直し
瓦や天然スレートで行われる工事で、下地からルーフィングを新しくした後に既存屋根材を復旧させます。
葺き替えのように解体材が出ないので環境に優しく、経済的にも負担が少ないです。
屋根のカバー工法
既存屋根を残してその上に新しい屋根を被せる工事方法です。
葺き替えや葺き直しと同様に屋根そのものを新しくできますが、元々の屋根に被せるため、建物への負担が大きくなります。
その代わりに解体が最小限に抑えられていますので、コストを抑えたい方におすすめです。
屋根カバー工法についてはこちらの「屋根工事をお考えの方は屋根カバー工法(重ね葺き)もご検討ください」をご覧ください。
屋根塗装
スレートやセメント瓦、トタン、鋼などの屋根材は、風雨や太陽光などの要因により経年劣化を起こし、それらから保護するために定期的に塗装が必要です。
屋根の美観性や機能性の向上、劣化からの保護などの目的で塗装します。
屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装が必要な理由と塗装が必要な屋根材を解説!」をご覧ください。
漆喰工事
日本瓦は頑丈で50年以上耐久するとされていますが、漆喰は定期的に塗り替える必要があります。
漆喰工事は「詰め直し」と「棟瓦の取り直し」があります。
当社では漆喰工事も承っておりますので、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
漆喰工事についてはこちらから
棟板金工事
屋根の棟木があるところを棟と呼びます。
ここには棟板金という板金部材が取り付けてあります。
棟板金は風の煽りを強く受け、7〜10月の台風シーズンは飛散する被害が多く発生しています。
トラブルの多い訪問販売業者も棟板金をよく指摘してくるので、定期的に点検とメンテナンスを行なって対策しておくことが大切です。
棟板金についてはこちらの「棟板金の役割と劣化症状・修理工事の種類を解説!被害を防ぐために屋根点検で対策!」で詳しく解説しております。
天窓工事
天窓は屋根に設置した窓のことです。
トップライトとも呼ばれており、周辺の建物に関わらずに彩光を確保できる特徴があります。
ただし、雨の影響を強く受けるため、雨漏りの原因になりやすいことに注意が必要です。
一般的に10年でメンテナンス、20年で交換が推奨されています。
天窓についてはこちらの「天窓とは?メンテナンスが必要な理由と劣化症状、メンテナンス方法を解説」で詳しく解説しております。
屋根材の差し替え
「屋根材の差し替え」とは破損した屋根材を抜いて、その部分に新しい屋根材を差し込む補修工事です。
破損した屋根材は風で飛ばされて周辺の建物や車などを傷つける危険性があります。
スレートや瓦などで行われ、破片の飛散防止や美観性の保持、ルーフィングの保護などの目的で行います。
屋根の劣化に気づくために定期点検をおすすめします!
屋根を維持するために行う工事は、上記で挙げたとおりいくつも種類があります。
どれも必要な工事ではありますが、状態に応じて適切な工事を行うことが大切です。
過剰な工事を行ってしまうと余計な費用をかけてしまうので、屋根工事を行う際は必ず業者に点検してもらい、状態に適した工事を行いください。
屋根は傷みやすい環境にさらされていますが、状態を目視することはできません。
いつの間にか劣化が進行してしまうことを防ぐために、定期的に点検を実施しましょう。
当社では10年を目安に屋根点検の実施をおすすめしております。
建物診断や見積もりは無料で行っておりますので、屋根の状態が気になっている方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください!
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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