屋根のメンテナンスをご検討していただく劣化症状について
投稿日:2024年4月25日
屋根は毎日のように雨や風に打たれている状態。
年数も経てばその分だけ劣化してきます。
とくに屋根はなにも遮るものがなく、他のところよりも劣化が出やすいところです。
そのまま傷んだままにしておくと最悪は雨漏りを引き起こしてしまうかもしれません。
大事なことは適切な時期にメンテナンスを行うことです。
しかし、屋根を見てもメンテナンスが必要なのか分かりませんよね?
そこで本記事では、メンテナンスを考えていただく屋根の劣化症状について解説していきます!
屋根に発生する劣化症状と原因
屋根は太陽光や雨、風、飛来物など様々なものにさらされている状態です。
傷みやすい環境になっていますので、劣化が進行してしまわないようにいち早く劣化症状に気づくのが、屋根を維持していくための大事なポイントです。
・色褪せ
・汚れやコケ、カビの付着
・屋根材のひび割れや破損
・屋根板金のサビ
・コーキングの劣化
・ルーフィングの劣化
・野地板(下地)の腐食
屋根にはこちらのような劣化症状が発生します。
それではこれらの劣化症状について具体的にご説明いたします。
色褪せ
スレート、セメント瓦、トタン、アスファルトシングルなどどの屋根材にも色褪せは発生します。
屋根を見た時に色が白くぼやけた感じに見えたら、それは色褪せが進行しているサインです。
屋根材には装飾や防水のために塗装やメッキが施されています。
太陽の紫外線や汚染物などによって摩耗し、屋根材の基材そのものがダメージを受けるようになります。
色褪せは塗装を考えていただくサインです。
屋根塗装については「屋根塗装が必要な理由と塗装が必要な屋根材を解説!」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。
汚れやコケ、カビの付着
空気中には砂埃や排気ガス、カビや植物の胞子などが浮遊します。
当然、屋根にはなにも遮るものがないため、これらは付着して年数の経過とともに蓄積していきます。
コケやカビが繁殖すると屋根そのものが保水するようになり、劣化を進行させます。
また、劣化が進む以外にも屋根の美観性を低下させてしまいます。
屋根材のひび割れや破損
スレートやセメント瓦などのセメント系屋根は経年劣化でひび割れや破損を起こします。
耐久性に優れ、衝撃に強い陶器瓦でも破損しますので、頑丈だから大丈夫というわけではありません。
前述したセメント系屋根は、元々吸水する性質を持つため、防水の役割がある塗膜が摩耗すると保水性を持つようになります。
その状態が太陽の熱で熱せられて乾燥し、また雨が降れば濡れて湿潤状態となり、乾燥と膨張を繰り返すことで屋根材に負荷がかかり破損を起こします。
屋根材が破損したくらいなら雨漏りを起こすことはありませんが、内部に水が流れやすくなって劣化を早めること、破損した屋根材の破片が飛散するなどには注意しなければなりません。
屋根板金のサビ
屋根には棟板金や水切り、雨押さえ、谷板金など板金部材が取り付けてあります。
これらの屋根板金はトタンが使われていることがあり、メッキ層または塗膜が劣化すると水や空気に触れて錆を発生させます。
屋根板金は水の侵入を防ぐ雨仕舞いの役割があります。
錆が広がって朽ちてしまうと水が流れ込み雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。
とくに水が集まる谷板金は、雨漏りの原因となりやすいので注意しましょう。
錆は一度発生してしまうと周囲にも広がります。
屋根板金工事については「棟板金の役割と劣化症状・修理工事の種類を解説!被害を防ぐために屋根点検で対策!」で解説しております。
コーキングの劣化
コーキングは建物に生じる隙間を塞ぐ充填材です。
屋根には、屋根板金の継ぎ目や接合部の隙間、屋根材のひび割れなどに使われています。
太陽の紫外線によってひび割れや破断などの劣化を起こして防水性を低下させます。
コーキングも大事な建物を守るために大事なメンテナンスです。
コーキングについては「外壁塗装の時にコーキング工事は必要?メンテナンスが必要な理由と注意点」で解説しております。
ルーフィングの劣化
ルーフィングは屋根材の下に敷かれており、普段見ることができません。
屋根からの水の侵入を防ぐ防水の要で、ルーフィングが寿命を迎えていると雨漏りのリスクもグッと高まります。
アスファルトルーフィングや改質アスファルトルーフィングなどいろいろな種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。
一般的なルーフィングの寿命は20年程度です。
野地板(下地)の腐食
屋根の下地材を野地板と呼びます。
構造用合板を使用しており、長期間水に触れると腐食を起こします。
足をのせた時に下に沈む場合は野地板が腐食している可能性が高く、同時に雨漏りを引き起こしているはずです。
屋根の骨組みの垂木まで腐食すると大掛かりな工事となりますので注意が必要です。
屋根のメンテナンス方法
上記で挙げた劣化症状はメンテナンスを考えていただくサインです。
劣化症状が出ている場合は、状態に適したこちらのメンテナンスを行いください。
・屋根塗装
・屋根板金工事
・屋根葺き替え
・屋根カバー工法
屋根に天窓がある場合は、こちらも定期的にメンテナンスが必要です。
天窓工事については「天窓とは?メンテナンスが必要な理由と劣化症状、メンテナンス方法を解説」で解説しております。
まずは屋根点検をしましょう!
屋根の劣化症状はメンテナンスを考えていただく大事なサインです。
屋根が傷んでいるのを見落としてしまわないように、普段から屋根の状態を見ておくことが大切です。
しかし、劣化がどれくらい進行しているか詳細なことは下からだと分かりません。
細かく屋根の状態を知りたいときは、専門業者に依頼して屋根を点検してもらうことをおすすめします。
屋根点検の時期は10年程度が目安です。
亜久里工業は建物診断や見積もりを無料で行っております。
しばらく屋根のメンテナンスをしていない方は、劣化が進行しているかもしれませんので、一度当社の無料診断をご利用してみてください。
診断後は、屋根の状態や必要なメンテナンスなどをご報告させていただきます。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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